コンパニオンプランツで「早生黒枝豆」を栽培してみる

米農家の日常ブログ

こんにちは、神戸・淡河の米農家「バリーズ工房」です。

7月下旬、毎日体に堪える暑さが続いていますね。

淡河の夏はとてもじゃないですが、日中作業ができないので、早朝と夕方での作業にシフトしています。

さて、今回は5月から栽培している「早生黒枝豆(わせくろえだまめ)」について書こうかなと。

枝豆の中でもコクのある旨みと香りが楽しめる「黒枝豆」は、特別な美味しさがありますよね。

バリーズ工房が育てる「2つの黒枝豆」

枝豆と一口に言っても、品種によって味わいや食感はさまざまです。

当農園では、2つの品種を栽培しています。

1. 快豆黒頭巾(かいとうくろずきん)

名前の通り、可愛らしい見た目と、濃厚な甘みが特徴の品種です。

豆の粒が大きく、茹で上がりの香りの強さは格別。

口に入れた瞬間に広がる豊かな風味は、一度食べると忘れられない味わいです。

2. たんくろう

「たんくろう」は、栽培のしやすさと品質の安定感に定評がある品種です。

外皮の見た目が美しく、粒揃いも良いため、贈答用としても人気があります。

味わいは非常にバランスが良く、適度な甘みとコクが絶妙です。

枝豆としての香りが高く、噛めば噛むほどに旨みが溢れ出してくる、まさに「枝豆好きのための品種」といえます。

早生黒枝豆の栽培の流れ

栽培期間とスケジュール

  • 種まき: 4月下旬から5月上旬頃。
  • 成長期: 梅雨時期の雨をしっかりと吸い込み、ぐんぐんと背を伸ばします。
  • 収穫: 通常の黒枝豆は10月頃の収穫ですが、8月から9月上旬頃の早い時期に収穫を迎えます。

農薬に頼らない「コンパニオンプランツ」

バリーズ工房の黒枝豆は、「コンパニオンプランツ(共栄作物)」と呼ばれる手法を採用しています。

黒枝豆のすぐ隣にとうもろこしを植えることで、お互いに良い影響を与え合う効果が期待できます。

例えば、枝豆が好きな害虫はとうもろこしを嫌う、とうもろこしが好きな害虫は枝豆を嫌う、といった具合に防虫効果があるのです。

また、とうもろこしの背丈が高くなることで、枝豆に強い日差しが当たりすぎるのを防ぐこともできます。

自然の力と知恵を借りるこの方法は、手間はかかりますが、環境や人に優しい野菜づくりが叶うのです。

一つひとつ、虫食いがないかを確認しながら、愛情を込めて手作業で管理しています。

試行錯誤の野菜づくり

厳しい暑さ、ゲリラ豪雨。

虫や獣との戦い。

農具の故障。

なかなか思い通りにはいかない農作業。

このやり方は上手く行った。来年はもっと考えてやろう。

駆け出し農家は、皆さまに美味しくて安全な作物をお届けできるよう、迷いながら試行錯誤を重ねていきます。

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