神戸・淡河で米農家を営む「バリーズ工房」です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
米農家と謳いながらも、たけのこ、にんにく、玉ねぎ、ミニトマト、えだまめ・・・とさまざまな野菜の栽培に挑戦している今日このごろです。
今回は、今年の2月から進めているしいたけ栽培について書いてみようと思います。
原木しいたけの栽培は簡単そうに見えて、かなり肉体労働なんだなぁという新発見がありました(汗)
「原木しいたけ」ができるまで

現在主流となっているしいたけの栽培方法は、施設内で菌床(おがくずなどのブロック)を使って短期間で育てる「菌床栽培」です。
バリーズ工房では、昔ながらの「原木(げんぼく)栽培」を取り入れています。
自然の木そのものの栄養で育てるため、味も香りも格別なのですが、その分、手順は本格的です。
① 原木となる木を切り出す
まず、しいたけのベッドとなる原木(主にコナラやクヌギなどの広葉樹)を用意することから始まります。
適切な太さの木を選び、扱いやすい長さに切り分けます。
② 菌を打ち込む
続いて、「植菌(しょっきん)」と呼ばれる作業です。切り出した原木に、ドリルで等間隔に穴を開けたら、しいたけの種菌(たねきん)を一つずつ打ち込みます。
③ 原木を並べる(仮伏せ・本伏せ)
菌を打ち終えたら、菌が木全体に根付くように、直射日光の当たらない風通しの良い場所に原木を組んで並べます。
④収穫・出荷
原木しいたけ栽培は非常に息の長いプロジェクトです。 菌を打ち込んだ原木から、実際にしいたけが発生し、収穫・出荷できるようになるまでには、約1年半から2年近くの期間がかかります。
原木しいたけ栽培は想像以上の肉体労働!

言葉で書くと「木を切って、穴を開けて、菌を植えて、並べる」というシンプルな4ステップです。
これが本当に、とてつもない肉体労働なのです…!
まず、水分をたっぷり含んだ原木は、1本1本が驚くほど重い。
それを何本も、何十本も切り出し、運び、並べる作業はハードな筋トレ状態です。
ドリルでの穴あけ作業も、中腰の姿勢が続き、腰へのダメージが蓄積されます。
しかし、苦労した分だけ、並べられた原木たちを見ると愛着が湧いてきます。
収穫の日が待ち遠しい…
今年の2月に頑張って仕込んだしいたけに出会えるのは、早くて来年の秋ごろになる予定です。
この長い期間、原木の中でしいたけの菌はゆっくりと、しかし力強く木の栄養を蓄えていきます。
じっくりと時間をかけるからこそ、独特の深い風味と、肉厚の最高の食感が生まれるのです。
収穫の日が待ち遠しいですが、楽しみに待ちたいと思います♪
